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エコポ編集局の最新エコ情報

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  • counselor-blog
  • 2013/04/25

プラスチックから油をつくる小型装置!

 

 ごみとして捨てられたプラスチックの再利用方法のひとつに、使用済みプラスチックを電気で加熱して液体から気体にし、油になる成分だけを取り出して、これを冷やして油にもどす方法があります。
 
 株式会社ブレストの「卓上型油化装置Be-h」を利用して開発された装置です。
 
 「Be-h」はコンパクトなサイズで、重さ約50kgなので持ち運びができます。家庭用100Vの電源を使用し、熱源に電熱ヒーターを使っているので爆発などの危険がありません。また、操作方法が簡単で、操作するのに特別な訓練や技術はいりません。つくった油は、ボイラーや発電機の燃料として使えます。1回で約1kgの使用済みプラスチックを処理でき、約3時間でおよそ1Lの油ができます。
 

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卓上型油化装置Be-h

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できた油
 
 「Be-h」で利用できるプラスチックの種類は、次の3つです。
 
①PP(ポリプロピレン)…ごみ箱や小物入れなどの容器、結束バンド、おかしの包装ぶくろ、CD/DVDケースなど。
 
②PE(ポリエチレン)…レジぶくろや衣料品・日用品などの包装ぶくろ、ペットボトルのキャップなど。
 
③PS(ポリスチレン)…コンビニエンスストアの弁当やカップめんの容器、納豆や豆腐などの容器、発ぽうスチロールなど。
 
 そのため、プラスチックごみとの分別や、よごれを落とすことが必要です。
 
 「Be-h」の持ち運びができるという特長を生かして、「スクール油田」という取り組みが行われています。これは、小・中学校で、「Be-h」を使って環境についての授業を行い、児童や生徒に、地球環境の現状やリサイクルの大切さなどを伝えるものです。
 
 給食で出るストローやパンのふくろなどのプラスチックごみやペットボトルキャップを回収して油にもどすことを実演し、できた油を、イベントなどで発電機の燃料とし、その電気を出店のわたあめやポップコーンを作る機械などの電力として利用しています。この取り組みで、児童や生徒たちは、分別すればごみが資源になることを実感します。
 
 自分が分別したプラスチックごみから油ができるようすを見ることで、分別が必要であることを理解し、ごみの分別をしっかり行うきっかけになっています。
 
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スクール油田のようす

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