緑のカーテン質問コーナー

緑のカーテンについての質問を受け付けています。
エコポリスセンターまたは緑のカーテンサポートクラブ(緑のカーテンを普及するため、緑のカーテンを育てた経験のある方々が会員)がお答えいたします。
質問はメールにて(info@itbs-ecopo.jp)お受けいたします。件名には「緑のカーテン質問コーナー」とお書き下さい。

Q. グリーンカーテンに最も適した植物は何ですか?
また、その植物にした理由を教えて頂きたいです。
(メールにて)
 A. 緑のカーテンに向く植物ですが、植えこむ場所によって異なると思います。 エコポリスセンターでは、 よく茂る植物 のゴーヤーとヘチマを使い緑のカーテンを作っております。
一般的には、西洋アサガオ、ひょうたん、風船カズラ、沖縄スズメウリ、パッションフルーツ、琉球アサガオ、日本アサガオなど多くのつる性植物がございます。植えこむ場所や好みの植物を選ぶとよいでしょう。
 

Q.昨年、おととしと2回緑のカーテンに挑戦したが失敗した。上手くいかなかった原因はなんでしょうか? ( 向原ホール 緑のカーテン育成講習会で)
 A.水のやりすぎかプランターの深さが足りないのが原因か、もしくは、プランターの下にレンガを置いていなかったとのこと(コンクリートの熱を防ぐのと根腐れ防止、風通しのためにレンガは必要)

Q .去年ゴーヤーの実が長さ5㎝しかならなかった。2階のベランダなのが原因でしょうか? ( 向原ホール 緑のカーテン育成講習会で)
 A.他の参加者に聞いたら5㎝くらいの人が多かった。もっと大きくするには講習会内容の肥料でお話ししたリン酸(P)の配合の多いものを勧めた。ゴーヤーの品種も関係あり、アバシゴーヤーなどは大きく実は育たない。大きな実を希望の方は長レイシを選ぶと良い

Q.地植えしているが土の交換はしていない。地植えでも土の入れ替えは必要ですか? ( 向原ホール 緑のカーテン育成講習会で)
  A.連作障害があるので入れ替えた方がよい。サポートクラブの熊木さんも50cmほど掘って土の入れ替えをしている。

Q.苦土石灰と校庭にひく石灰の違いを教えてください。 ( 向原ホール 緑のカーテン育成講習会で)
 A.マグネシウムが入っているのが苦土石灰で、校庭で使う石灰とは別物。苦土石灰は土に混ぜて1か月ほどおかないと苗は植えられないが、牡蠣殻石灰というものもあり、これは土に混ぜてすぐに使える。

Q.日当たりが悪いところで育ちますか? (向原ホール 緑のカーテン育成講習会で)
 A.お日様が大好きなので、日当たりの良いところで育ててください。

Q.今植えたら何月頃に食べられますか?( 仲宿地域センター 緑のカーテン育成講習会で)
 A. 天候にもよりますが7月中旬から下旬頃には実がなります。

Q.昨年は花があまり咲かなかったが暑さも影響しているのでしょうか?
( 仲宿地域センター 緑のカーテン育成講習会で)
 A.天候の影響もありますが、実が成りやすいよう栄養(リン)を足すと良いかも。

Q.昨年育てたゴーヤが大きくならず、小さいまま黄色くなりはじけたのはどうしてですか?( 中台地域センター 緑のカーテン育成講習会で)
 A.アバシゴーヤーは、大きくならない種類です。種類によって異なります。

Q.昨年の土は、黒いビニール袋に入れて、日光消毒したほうがよいですか?
( 中台地域センター 緑のカーテン育成講習会で)
 A.土を広げるスペースがあれば、広げて日光消毒でもよいですが、ビニール袋に入れた ほうが温度が上がるのでよいと思います。

Q.ゴーヤーのコンパニオンプランツについて教えてください。(志村坂上地域センター 緑のカーテン育成講習会で)
 Aコンパニオンプランツとは、一緒に植えることで良い結果が生まれる友好的な植物のことで、「共栄植物」とも言います。家庭菜園で無農薬や減農薬にこだわるなら、こういったコンパニオンプランツを利用する方法もあります。農薬(薬剤)のように科学的に証明されたものがあるわけではありません。ゴーヤーにはネギ(葉ネギ)・ニラと言われています。

Q. ゴーヤーの葉が黄色く抜けているのはどうしてですか?(エコポリスセンター 緑のカーテン育成講習会で)
 A.下の方が黄色くなったのは成長のせいだが、上の方が黄色くなるのは、取るしかないと思います。チッ素、マグネシウム不足かもしれません。追肥をすると良いかもしれません。

Q.昨年の土をそのまま土を使っていたら、連作障害が出ました。どうすればよいのでしょうか? (エコポリスセンター 緑のカーテン育成講習会で)
 A.土のリサイクル材を使用するのも一案です。

Q.今まで地植えだったが、今年初めてプランターで育てるが、梅雨時期注意することはありますか? (エコポリスセンター 緑のカーテン育成講習会で)
 A.苗を植えた直後は水やりを多くしすぎると、根腐れの原因になる。様子を見て、葉っぱがくたっとしたら水のやりすぎ。水やりは土が乾いたら、たっぷりしたから染み出すようにするとよい。湿度が多いので葉っぱを間引きするのもよいです。

Q.きゅうりが7階ベランダで実がなりにくいのはどうしてですか? (エコポリスセンター 緑のカーテン育成講習会で)
 A.受粉の不要な単為生殖のものと受粉の必要なものがある。苗を選ぶときに受粉の不要なものを選ぶようにするか、実のなりが悪い場合は肥料でリン酸(P)の配合が多いものを使うようにするとよいでしょう。

Q.へちまの双葉が出たばかりの時に地植えにしたらダンゴムシに食べられた。対処法は? (エコポリスセンター 緑のカーテン育成講習会で)
 A.ダンゴムシを駆除するか、新しい土に入れ替えるか、もう少し苗が大きくなってから植え替えをしてみてはどうでしょう。

Q.苗の高さが1mにならなくても摘心してもいいのですか? (エコポリスセンター 緑のカーテン育成講習会で)
 A.本葉が7~8枚になれば、摘心できるが、無理に摘心しなくてもよい。苗の高さが1mでも1.5mでも葉の先の芽だけ、摘めばよい。子づる孫づるに雌花が咲くので、収穫を楽しみたいなら摘心をしたほうがよい。子づる孫づるがネットの端に来たらすぐに摘心するのではなく、ネットの中に誘引してそれでもはみ出た場合のみ摘心したほうがよいと思います。

Q.水やりに米のとぎ汁は良くないと聞いたが、本当でしょうか? ( 成増地域センター 緑のカーテン育成講習会で)
 A. そのままではなく、薄めてあげてください。


 


Q:ゴーヤーの花が雄花しか咲かないのですが、どうしたら雌花が咲きますか?(Kさんより)

A:ゴーヤーの雌花は、親づるではなく、子づる、孫づるにできやすいと言われています。摘心をしてたくさんつるを増やして下さい。


Q:すごい美味しくて、緑のカーテンに適したものはなんですか?((Mさんより)

A:すごく美味しい緑のカーテン・・・
難しい質問ですね♪美味しいと感じるのは人それぞれですよね!あえて言うのであれば、パッションフルーツか葡萄(ぶどう)かな。


Q:ゴーヤの雌花と収穫量を増やすポイントがあれば、ぜひ教えて下さい。(Sさんより)

A:摘心(芽を摘むこと)をすると脇芽(子ヅル)が出てきます。その子ヅルに雌花が咲きます。あと、追肥をすると良いでしょう。


Q:摘芯はどの位成長したら行うべきか、そして肥料は何をあげたらいいのか教えて下さい。(Sさんより)

A:摘心は厚く大きなカーテンに育てるためにとても重要な作業です。
摘心によって子ヅル・孫ヅルが横へと伸び、葉もツルも多く丈夫なカーテンへと成長します。
本葉が6、7枚になったら、親ヅルの先端をプチッとカットしてください。
すると子ヅル・孫ヅルが成長し、実をつけるようになります。
さらに、子ヅル孫ヅルも6、7枚になったら摘心をします。
 肥料は、1ヶ月程度は追肥不要です。
液体肥料は即効性があり、1週間に1回程度、固形肥料は1ヶ月に1回程度与えましょう。
固形肥料は株元から離れたところに与えましょう。