『食品ロス』に、新たな価値を
【株式会社 日本フードエコロジーセンター】

飼料化は食品の栄養を有効に利用できるため、食品リサイクルの中で最も優先すべき方法とされています。

出展内容の紹介

 弊社では余剰等で廃棄されてしまう食品を養豚用の液状飼料にリサイクルしています。第2回「ジャパンSDGsアワード」で最優秀賞を受賞する等、廃棄食品の有効利用として高く評価されている取り組みをご紹介します。

【SDGsに対する考え方】

 弊社の事業は余剰食品を飼料の原料として活用し、食品廃棄の削減と温室効果ガスの発生抑制、良質な飼料の提供を同時に実現しました。特に、乾燥が不要な液状飼料(リキッド飼料)へと飼料化することで製造コストと環境負荷を下げており、通常の飼料と比較して価格は半額程度、温室効果ガスの発生量も2分の1程度に抑えられるとの研究結果が出ています。
 事業として成り立つ形でリサイクルを行うことが持続可能性を担保し、SDGsの実現につながると考えて、日々の業務に取り組んでいます。


※画像クリックで拡大します。

1日に約35トン(35,000kg)の食品が、専用の容器に入って工場に運ばれてきます。

工場での作業の様子です。食品工場やスーパーなどから運ばれてきた野菜や果物が見えています。

エコフィードで育ったおいしい豚肉は、スーパーや百貨店などでブランド豚として販売されます。

さがみはらバイオガスパワー株式会社は、11月に開所式を行いました。余った食品から電気を作る会社です!

♪動画紹介

【J.FECの処理フロー ~リキッド発酵飼料ができるまで~】


エコチャレンジ☆クイズ!

食品をリサイクルする方法として、①家畜のエサにする「飼料化」、②植物の肥料にする「たい肥化」、③発電するためのメタンガスなどにする「エネルギー化」などがあります。
この中で一番優先すべきとされている方法はどれでしょうか?

正解だと思うこたえ(1~3)をクリック!(※エコキャラが正解を教えてくれるよ♪)

  1. 食べものがもっている栄養を最も有効に活用できる「飼料化」
  2. 化学肥料を使う量を減らすことができる「たい肥化」
  3. 石油などを使わなくても電気を作ることができる「エネルギー化」