いきものおえかきコーナー2023年4月

いきものおえかきコーナー担当のジョーです🦀
4月のいきものおえかきコーナーは「お花見のおやつ」🍡がテーマだよ!

小さなお友達が参加する場合や生き物だけを塗りたい方は「かんたんバージョン」、細かく塗るのが好きな方は「むずかしいバージョン」に挑戦してね。勿論、スケッチも募集中です。スケッチをする際は、アメリカザリガニを描いてね。

今月のシールは6種類(・ω・*)
昨年の4月に出していた和菓子シール4種を復刻+新しく2種類、サクラブンチョウと黒いシバイヌのイラストを描きました。
シールの配布は4月中のみになるので、欲しい方はお早めに!
※混雑時・月末はシールの在庫が無くなってしまうこともあります、ご了承ください><;

今月のお題になった生き物⇩
↓アメリカザリガニ…の、赤ちゃん!

か、かわいい~~~~~~~~~
わらわら…

ジョーは子どもの頃からアメリカザリガニが大好き!!外来種の代表格として悪者扱いされがちで肩身が狭いのですが、おうちで飼育したり、携帯電話にアメリカザリガニのストラップをつけるくらい大好きです。エコポリスセンターに遊びに来る小さなお客様に「ザリガニの人」と呼ばれることも…。

アメリカザリガニが何故外来種として有名なのかというと、なんでもたくさん食べて元々いた生き物や植物を食べてしまったり環境を大きく変えてしまうこと、汚れた水や厳しい環境でも生きていけることなど、ザリガニの生きる力の強さが関係しています。
ビオトープや池にザリガニが入ると、生き物が減ったり植物が切られてしまったり、途端に環境が変わってしまうほど。詳しく知りたい方は環境省のこちらのページが、子どもでもわかりやすくまとめられているので、是非読んでみてください!

今月は「ザリガニの赤ちゃん」をテーマにしているので、繁殖について書きます。
皆さんは、ザリガニの交尾って見たことありますか?運がよければエコポリスセンターの水槽でも見ることができますよ。

こんな感じで、メスが体をぴーんと伸ばして、メスがのばしたはさみや脚をオスががっちり掴みます。結構迫力がありますね…!
オスのお腹には「交尾肢」という脚が一対あって、交尾の時にメスのお腹に精子を送り込むのに使います。メスのお腹には卵をくっつけて、ゆらして綺麗な水を送り込むのにぴったりな長いひらひらがあります。ザリガニのオスとメスを見分けたいときは、お腹を見るのが一番わかりやすいですね!

こんなアクロバティックな交尾をしていることも!何故こんな体勢になってしまったのかは謎です…。

卵から孵った赤ちゃんはとっても小さく、ひとり立ちした頃は6㎜程ですが…
現在は30~40㎜程のサイズです。

今は水槽が汚れてしまうので入れていませんが、水草を入れておくとあっという間に食べつくしてしまう様子を見ると、やはり外来生物として危険視されているだけのパワーがあるなと思いますね…。
アメリカザリガニの記事を書くたびに毎回書いていますが、アメリカザリガニを飼育しているお友達は、絶対にザリガニを放流しないで、最後まで大切に飼育してあげてください!

現在エコポリスセンターでは、4月9日(日)までデジタル企画お花見2023「春だ!花見だ!みんな起きて!」を開催しております。こちらもお花見をテーマにしたイベントです、いきものおえかきコーナーとあわせて是非ご参加ください!